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理転では生物選択がベスト!【根拠と経験】

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文系から理系に転向することを「理転」と言いますが、学校生活の周りではもちろんのこと、ネット上でも理転に関する正確な情報は少ない印象です。

そこで今回は、理転する上でも重要な理科の選択科目「生物」に関してご紹介したいと思います。

※この記事を書いている私beeは実際に大学受験で理転をして、薬学部に進学した現役の薬学部生です。理転する際物理・生物・化学これら3つを学習したので理科選択に関して情報の偏りは最小限だと思います。

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本記事の内容

  • 理転で生物を選択するか決断できる
  • 生物を選択に向いている人・向いていない人がわかる
  • 文系にオススメの生物の教材がわかる

理転では生物選択がベスト!【根拠と経験】

生物イメージ

早速結論から、理転する学生はできるだけ生物を選択した方が良いです。

まずはその具体的な理由からご紹介します。

【根拠】文系と親和性の高い生物

理転で生物選択がおすすめな理由は以下の点が挙げられます。

  • 【化学と比較】文系の武器である”暗記力”が活かせる
  • 【物理と比較】得意には慣れなくても苦手にもなりにくい

【化学と比較】文系の武器である”暗記力”が活かせる

理転する人は元は文系所属の人です。文系の科目は、理系分野に比べて、暗記量が圧倒的に多いのが特徴です。

つまり、暗記が得意・不得意は別として暗記する経験は理系学生より積んできているということになります。

生物は科目全体を通して「暗記」が占めるボリュームが殆どです。最近の共通一次の傾向として単なる暗記では通用しなくなってきていると言われていますが、8割以上の高得点を狙う人以外であればまだまだ戦略の基本は「暗記」です。また、暗記を繰り返すうちに理解も付随してくるため、そこまで理解することにこだわらなくても大丈夫です。

加えて、暗記といえば「化学でも良いのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし化学は暗記だけでなく理解力も求められる、最も忙しい科目です。化学に関してはまた別の記事で薬学生なりの見解をまとめていますので、興味のある方はそちらを是非ご覧になってみてください。

理転する学生の中には、こうした暗記が嫌で理系に移る人もいますが、迷う程度なら生物にしておいたほうが無難です。

【物理と比較】得意にはなれなくても苦手にもなりにくい

生物選択で有名な話は高得点が取りにくいというものです。確かに、1度解法が思いつくとスムーズに最後まで行きやすい「物理」などと比較すると、生物は同じようにはいきません。しかし、反対に物理のように最初で躓いて残りすべてコケることも少ないのが特徴です。

理転する際に重要なことは理科で高得点を取る事ではなく、総合点の足を引っ張らないようにする事です。理転するためには独学でかなりの時間を理科と数学に割くため、どうしてもそこで高得点を狙いにいきたくなります。

ですが、あくまで理転は理系の学部に入るために行うのであり、理科で高得点を取るためではありません。

これらの条件を考えると、満点は取りにくいけど手堅く点数を確保できる生物がベストということになります。

理転で物理がオススメできない理由は以下の記事でも詳しく述べていますので、そちらも目を通していただけるとより納得しやすくなるかもしれません。

【経験】数学が得意でも理科は別もの

私は「理転をする」と周りの人に話すと「bee(筆者)は数学が得意だから、暗記系より理解系の方が向いているかもね」と言われることが多々ありました。実際、微積分の範囲はいつも模試で高得点でしたし、学校のテストでも数学や理科基礎のテストはそれなりに高得点でした。

おそらくこの記事をご覧になっている皆さんの中にも、こういった「文系にいるのに理系が得意」という方はいらっしゃるかもしれません。(そもそも、理系が全くダメなのに理転する人は稀です)

しかしここで絶対に覚えていてほしいことは私達文系は、文系の中では理系科目が得意かもしれませんが、理系の中に混ざると平均値以下であることがほとんどであるという話です。

暗記が嫌だから、覚える量の少ない理系科目にしたい

気持ちはわかりますが、絶対にやめたほうが良い選び方です。実際にそういった理由で物理や化学を選択して失敗した人をたくさん知っていますし、私自身、物理を1通り勉強してダメで、浪人して生物を学び直した経験があります。

だからこそ、上記で述べた理由からできることなら生物選択をおすすめします。
理転の失敗や成功例など、具体的にもっと見てみたいという方は以下の記事もオススメです。

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【メリット・デメリット】どんな人に生物は向いているの?

メリット・デメリット

冒頭では、「理転する人には生物がオススメ!」と力説してきましたが、ここからはどんな人が生物選択に向いているか、より具体的にご紹介したいと思います。

この記事をご覧になっているみなさんがどちらに多く当てはまるのか、理科を選択する際の1つの指標として使ってみてください。

大前提として「生物が嫌い」という人は論外になってしまいますので、他の物理や化学に関する記事がおすすめです。

生物選択に向いている人

まずは生物の学習に向いてる人をご紹介します。

  • 医療系に進学を考えている人
  • 2次試験でも理科が必要な人
  • 受験本番までまだ時間がある人(高2とか)

医療系に進学を考えている人

今後大学で「医学部、看護学部、薬学部」などのいわゆる医療系の学部に進学を考えている方は、受験科目の制約が他になければ生物選択がおすすめです

医療系の大学での授業では、高校生物の知識がベースとなっている科目が大量に存在します。

例えば、わかり易い例で言うと「クエン酸回路」、高校生物では代謝の一部として習いますが、大学でもこれを更に詳しく学ぶことになります。

この際、大学受験で生物を選択していた人であれば「細かいことを勉強しているんだな」と納得がいき、受け入れやすいですが、全く生物知らない生物以外を選択してきた学生にはキツイですそもそも、何処からが基本的な反応で、何処からが応用(大学で初めて習うこと)なのか判断がつかなくなってしまう可能性が高いからです。

上記はほんの一部で、医療系の履修科目ではこのような「高校生物はわかっているもの」とした前提で進む授業が多いです。

特に理転している学生は独学で理科は乗り切ってきているので、大学での苦労を少しでも減らすためにも生物を選択すべきです。

2次試験でも理科が必要な人

理系の二次試験では理科科目が課されているところも多いかと思います。

こうした2次試験に生物がある人にも生物がオススメです。

生物は、物理や化学と比較して2次試験対策が共通一次対策になりやすい科目であるといえます。

大まかにですが、生物の2次試験は実験をベースにしたものが多く、そのなかでキーワードなどの暗記物を出題してきます。このような問題を対策するうちに、暗記物のアウトプットにもなり、共通一次と2次試験、2種類のテストの対策を同時に行うことができ一石二鳥です。

受験本番までまだ時間がある人(高2とか)

生物はその暗記量に尻込みする学生さんも多いです。

ですので、受験まで1年を切っているような受験生にはオススメできませんが、逆に高校2年生の夏や、浪人も見越して対策を考えている学生さんなどは生物を選択しても問題ありません。

ペース配分は始める時期によって異なりますが、「1年で基本を把握する」ことを目安に勉強を進めると平均的なスコアまで持っていけると思います。

生物選択に向いていない人

以下のような人は反対に生物選択はやめたほうが良いです。

  • IT系の学部を志望している
  • 理科で安定した高得点が必要

IT系の学部を志望している

情報学部などのIT系や、工学部などに進学を考えている人は、たとえ受験科目で生物が認められていても「化学もしくは物理」がおすすめです。

受験のことだけ考えるのであればそれほど問題は無いのですが、これらの学部は大学進学後高確率で物理や化学の知識が必要となってきます。理系学部は留年する人も多いので、進学後に確実に単位を取っていきたい方は生物以外を選択したほうが良いでしょう。

理科で安定した高得点が必要

残念ながら生物で8割以上を安定して取り続けるのかなり難しいです。特に共通一次の生物は簡単な年もあれば、予備校講師も頭を悩ませるような難しい問題を入れてくる場合もあります。

一方で、化学や物理などは難易度が比較的ブレにくく、ある程度の高得点を維持することはそれほど難しくありません。

理転する学生は独学がベースになってくるため、基本事項に穴があることが多く、こういった高得点を取りにくい生物であえて挑戦しに行くのは厳しいです。

 

これら以外にも理転に関して詳しいノウハウを以下の記事ではご紹介しています。

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【オススメの教材】理転で生物選択をするすべての学生向け

オススメ

最後に理転して生物を学習する学生に向けてオススメの教材をご紹介して終わりにしたいと思います。

教材といっても、今回ご紹介するのは参考書ではありません。

結論を述べると通信学習講座の「Z会」が最もオススメです。その理由をざっくりまとめると、以下のポイントが挙げられます。

  • 作成した解答に添削される
  • 2次試験対策で実力がつく
  • 1問1問の質が良い

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作成した解答に添削される

独学の1番難しいところは、学習した内容の解釈が正しいか「自己判断でしかわからない」というところです。
この問題を的確に解決できるのが、「Z会通信教育」の添削指導です。
Z会にはタイプの講座がありますが、記述式の添削指導付きの以下の講座がオススメです。

  • Z会の通信教育(高2生向け)
  • Z会の通信教育(大学受験生向け)
  • Z会の通信教育(高卒生向け

これらの講座では、実際に「人が解答を読んで採点してくれる」つまり記述式の2次試験と同じ経験がつめます。
解答の書き方だけでなく、個別に理解の足りない点などの指摘が入るため、より深く勉強することができます。
上記以外にも、科目別に受けられる講座もあるので、予算や時間を考慮して無理のないものを選ぶのがオススメです。

2次試験対策で実力がつく

「生物の勉強は2次試験対策がオススメ」と述べましたが、Z会はまさにこの2次試験対策が抜群の教材です。実際に問題を解くとわかりますが、記述形式の問題を解くには細かな暗記の知識と、それを整理してアウトプットする力が必要です。
この練習ができる教材としてZ会はかなり優秀です。

1問1問の質が良い

時々、難関大学向けの教材(参考書)によくある話として「無駄に難しい問題」があります。理転の基本的な戦略としては、誰も解けない問題を解くのではなく、みんなが解ける問題を解くことを目標とするため、そういった重箱の角をつつくような問題に頭を悩ませるのは時間がもったいないです。
この点、Z会はいわゆる「良問」と言われる問題を激選しているため模試や試験でも結果に結びつきやすいです。

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