高校から大学に進学する際に、ほとんどの学生がパソコン購入を検討し始めます。
そして大体の学生が、
Macにするか?Windowsにするか?
一旦は悩みます。この記事にたどり着いた皆さんの多くは、
「MacBookって理系大学生にどうなの?」
と思われていることでしょう。
今回は、現役の理系大学生かつ、アルバイトとしてパソコンを日常的に使っている私の経験や、周りの同じ理系大学生の口コミなども含め、理系大学生のパソコンはMacが最適なのか?といった情報をまとめました。
良い面だけでなくしっかりとデメリットもあるので、購入検討の参考になればと思います。
※この記事を書いている私自身は、現役理系大学生かつ、プログラマーやWebライターとしても活動しています。日ごろからノートPCを使用しているため、大学生活の側面と仕事を含めた日常使いの側面の両方から評価することができます。(ちなみに現在はMacbook Proを使用しています。)
本記事の内容
- 理系大学生でMacbookeを買うべきかわかる
- Macbookを選択するメリット・デメリットがわかる
- どのMacbookにしたら良いかわかる
- MacBookとiPadどちらが良いかわかる【番外編】
理系大学生のパソコンは結局MacBookAirが良い
早速結論から申し上げますと、理系大学生にはMacBookAir(M1チップ搭載)が最もコスパがいいです。その理由を以下の順序でご紹介します。
- ”学割”や”無利子分割払い”など学生に優しい
- M1チップ搭載で大抵のことはできる
- Word/Excel/パワポも普通に使える
”学割”や”無利子分割払い”など学生に優しい
パソコンの購入を検討する際に最初にぶつかる壁はコスト面です。パソコンというものはピンキリで、5万円くらいで買えるものもあれば、20、30万するような高額のパソコンまであります。
アップル製品であるMacBookは、学生であれば学割価格で購入することができるかつ無利子で分割払いできるという2点が最大のメリットです。
※(2024/03/08追記)Apple公式は、M1チップ搭載のMacBook Airの販売を2024年3月4日に終了しました。これに伴い、アップル公式でのM1Macの購入はできなくなりました。詳しくは以下の記事にまとめています。
教科書代や引っ越し代、その他いろいろなところでお金がかかる大学生にとって割引と分割は非常にありがたい話です。(WindowsPCも学割や無利子分割払いがあるにはありますが、機能と値段のコスパを考えるとMacBookAirに軍配が上がることが多いです)
参考までに2024/02/11時点でMacBookAirを学割かつ48回払いに分割したとすると、2,495円/月で購入できます。
※2024/02/12時点(Apple公式より)
少しでもコストを安く抑えたい方には中古のMacBookがおすすめです。アップル製品は中古の質も非常に高い傾向があり、ちゃんとした中古販売店のものであれば、ほとんど作動面は新品と変わりないものが手に入ります。(バックマーケットさんなどは中古Apple製品に強く、なおかつ学割もあっておすすめです。)
M1チップ搭載で大抵のことはできる
詳しいことは省きますが、MacBookAirにはM1チップと呼ばれる、いわば”PCの脳”が搭載されています。このM1チップの能力があれば、大学生活における大抵の作業は余裕でこなせます。(文章を執筆したり、プログラミングをするには十分)
では逆に限界値はどの程度といわれると、カスタマイズ(Macを買う際のオプションのようなもの)をどの程度行うかにもよりますが、ざっくりいうと4K画質の動画編集をサクサクやりたいような方には性能として不十分です。
別の言い方をすると、超高画質でスピード感あるゲームをする方には不向きです。
Word/Excel/パワポも普通に使える
ちょっと前までは、「Macでワードやエクセルが開かない」や「レイアウトが崩れる」などよく聞く話でした。
しかし、最近ではアップデートも重ねた結果、普通にMicrosoftOffice(WordやExcelなど)はMacBokkで使えます。
ですので、その点で購入を心配している方は問題ないので心配ありません。実際に私自身も在宅バイトでExcelやWordを使っていますが、問題があったことはありません。
以上が理系大学生にMacBookAir(M1)がおすすめな根拠になります。
ここまででだいぶMacがおすすめであることを力説したつもりですが、後に紹介するメリット・デメリットでも更に付け加えていきますので興味のある方はご覧になってみてください。
理系大学生がMacを買うメリット・デメリット
ここからは、MacBookを選ぶメリットとデメリットを具体的にご紹介していきます。MacBook購入に向いている人・向いていない人も合わせてご紹介していきます。
Macを買うメリット【向いている人◯】
早速メリットをご紹介します。上記のおすすめポイントで紹介した、「学割・分割払い」「性能(M1チップ)」「MicrosoftOffice」の3点はここでは割愛しますが、これら3つは非常に大きなメリットになることは間違いありません。
- どのMacを買えば良いかわかりやすい
- リセールが高い
- 持ち運びが便利【薄さは正義】
どのMacを買えば良いかわかりやすい
Macは大きく分けると、「MacBookAir」「MacBookPro」「iMac」の3種類だけで至ってシンプルです。年代やカスタムなどは選び間違いに注意ですが、基本的にAppleStore公式で買えば特に問題にはなりません。
性能の高いパソコンをどんな人でもわかりやすく選べる点はMacの良いところと言えます。
一方で、Windowsは選ぼうと思えば性能がよいPCをMacBookよりも安く買うこともできますが、(デザイン性は落ちます)CPUの世代を調べたり、メモリのサイズを確認したり、色々と”自分で”確認しながら買わないといけません。
まとめると、Macは”パソコンのことはよくわからないけど良い性能の物が欲しい”という方向けです。
リセールが高い
Macは万が一必要がなくなって「売りたい!」となった場合でもかなり高額で売ることができます。
実際に上記でおすすめしてきたMacBookAir/M1(Apple公式販売:134,800円(税込))だと(状態によりますが)7万円前後で買い取ってもらえる所もあるようです。
Macを使って「やっぱりWindowsPCがいいな」となっても、半額以上の値段で買い取ってもらえるのはMacBookの強みです。
持ち運びが便利【薄さは正義】
意外とパソコンを買ったことのない方は気にしていないのですが、ノートパソコンの持ち運びサイズは非常に重要です。特に理系大学生は必要な教科書や、道具(持ち物)などが多いため、とにかく薄くて軽いサイズのパソコンがおすすめです。MacBookAirはその点デザイン性も非常に高く、むしろそれが一番のメリットとして買う人も多いくらいです。
WindowsPCにも薄型で軽いものもあるにはありますが、どうしてもコスパが悪い印象です。
学校と家で持ち運びが多い理系学生はこのメリットの恩恵はかなりのものです。
続いてはデメリットを見てみましょう。
Macを買うデメリット【向いていない人✗】
Mac購入にはもちろんデメリットも存在します。次にあげる欠点が気になる方は、購入を待ったほうが良いかもしれません。
- うまく選べる人ならWindowsPCがコスパ良
- PCゲームができない
- Macの使い方はMacユーザーしかわからない
うまく選べる人ならWindowsPCがコスパ良
デザイン性は完全に無視して、単純に高い性能のパソコンを安く買いたい方にとってはMacはおすすめしません。
例えば、以下のWindowsPCはMacBookAir(M1)と同じくらいの値段でそれ以上の性能のものになります。(デザイン性は劣りますが、、、)
とにかく少しでも性能の高いPCを安く買いたい方は色々調べてWindowsPCを買うのがおすすめです。
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このWindowsPCはMacBookAir(M1)と同様の値段ですが、CPUの面とストレージサイズなどの面で優れています。
PCゲームができない
MacBookではSteamなどで人気のタイトルがほとんど満足に遊べません。ソフトをいれてなんとか頑張ってプレイする事もできますが、オンライン対戦のゲームなどに不向きなことに変わりはありません。(性能不足です。)
そもそもゲームをする際にはゲーミングPCのような尖った性能のPCが必要になってくるので、違った話にはなってきますが、こうしたPCゲームをプレイする方にMacは絶対オススメしません。
Macの使い方はMacユーザーしかわからない
PCを使っているとわからないことが必ずでてきます。MacBookの場合、誰か他の人に質問したいと思ってもMacユーザーでない人に聞いた場合、殆どの確率で「わからない」と言われてしまいます。特に大学教授などの年代では、まだまだWindowsが主流でしたので、その辺が気になる方はMacはやめたほうが良いかもしれません。
ただし、ネットでは相当な数のMac使い方をわかりやすくまとめている記事があるので、殆どのことはネットでググれば解決できます。
以上がMacを購入するメリット・デメリットになります。特に気をつけたいことは、PCゲームがMacではできない点です。大学では、ゲームも1つのコミュニケーションツールになりますので、プレイする予定のある方は要注意です。
最後には、同じApple製品同士である「MacBook」と「iPad」どちらにすべきか?簡単にまとめます。
【同じApple製品なら?】MacとiPad理系大学生はどちらにすべきか
結論、MacBook一択です。その理由を以下の順でご説明していきます。
- iPadでできてMacにできないことはない
- 理系はiPadでは動かないソフトを使う
- 将来的にはPCが使えないといけない
iPadにできてMacにできないことはほぼない
まずは、Macではできない、iPadでしかできないことはたった1つです。
- ApplePencilで書/描き込む
一方で、Macを使うことで解決できるiPadの欠点は以下のとおりです。
- iPadだとWordやExcelのレイアウトが崩れる
- タイピングするには別売りキーボードが必要(純正:44,800円)
- iPadはフォルダ管理の融通が利かない
iPadの長所と短所を見比べると、ApplePencilを使いたい人以外では無理してiPadはあまりおすすめできません。
コスト面でも、キーボードを買い足す必要があるため、結局Macと同じくらいの値段がかかります。(参考→iPadAir:92,800円+純正キーボード:44,800円)
理系はiPadでは動かないソフトを使う
学部問わず、専門職が強い理系の学部は講義内で何らかのPCでしか動かないソフトウェアを使うことがあります。
iPadはそもそもAppleStoreにあるアプリしか入れられないので、その時点でアウトです。実際に私の周りにもiPadで学習している学生は多いですが、そういったシーンではPCを持ってくるか、PCをもっている知人などに協力してもらっていました。
将来的にはPCが使えないといけない
将来的なことを考えると、大学生のうちに自分のパソコンで使い方を学習するのは非常に重要なことです。
私自身は現役の大学生ではありますが、普段のアルバイトでは在宅でPCを使った仕事をしているため、”パソコンが使える”ことの重要性は理解しています。
実際に働く際に使うパソコンスキルと、大学生活の中で使用するPCスキルはことなりますが、大学生の頃PCを使っていたか否かで、就職したあとのスキル習得のスムーズさは異なります。
以上が理系大学生のパソコンはMacBookがよいか?といった疑問に対するまとめでした。
※(2024/03/08追記)Apple公式は、M1チップ搭載のMacBook Airの販売を2024年3月4日に終了しました。これに伴い、アップル公式でのM1Macの購入はできなくなりました。詳しくは以下の記事にまとめています。
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