宅浪を選択する受験生の中には、家族への経済的な負担軽減を目的に、
「宅浪しながらバイトもやろうかな?」
と考えいる方もいる方もいらっしゃると思います。
この記事では、宅浪しながらバイトはやっても大丈夫か?と言った疑問を中心に、宅浪生のバイトに関しての情報をまとめました。
記事の最後には、宅浪でバイトする際の「落とし穴」についてもまとめていますので、ネガティブな情報もしっかり見ておきたい方は最後までみるのがおすすめです。
※実際に「宅浪」と「予備校浪人」両方を経験した私の経験をもとにリアルな宅浪事情をまとめました。
本記事の内容
- 宅浪してバイトすべきかどうか答えが出る
- 宅浪生におすすめのバイトがわかる
- 宅浪でバイトする際のデメリットとその対策がわかる
宅浪中のバイトはおすすめです!
結論から、宅浪をしながらアルバイトをするのはお勧めです。
まずはその理由を以下に列挙していきます。
- 気分転換になる
- 学習のマンネリ化を防げる
- 運が良ければ学習環境が手に入る
気分転換になる
宅浪生にバイトをおすすめする一番の理由は「気分転換」になるといった部分が大きいです。宅浪生の大半はずっと自宅で勉強するスタイルが多いと思いますので、家族以外の人間とコミュニケーションをとる機会が少なくなってしまいます。
普段外部との接点が少ない宅浪生だからこそ、バイトという形で働きながら日々のストレス発散をすることはお勧めです。
学習のマンネリ化を防げる
上記の気分転換に近いかもしれませんが、ずっと一人で勉強をしていると、徐々に日々の学習に慣れてきてしまい、マンネリ化が必ず起きてしまいます。その結果、ダラダラと時間だけが長い中身のない学習時間が生まれてしまい、思うように結果に繋がらないこともあります。
その対策として、適度なバイトを取り入れることがおすすめになります。バイトをする時間はもちろん勉強ができないため、自動的に勉強時間はしっかりと集中しなければいけない環境が出来上がります。
また、宅浪生としてバイトすることを周囲に知られることで、「受験勉強はちゃんとできているのか?」監視の目も意識するようになり気を引き締めて受験勉強ができます。
運が良ければ学習環境が手に入る
バイトの種類にもよりますが、塾や予備校のバイトなどの場合は、バイトするついでに自習室や、オープン前の数時間「勉強しててもいいよ」と学習環境を提供してくれることもあるようです。
レアケースではありますが、自宅以外の学習環境ができるのバイトするメリットの一つです。
続いては、宅浪生にどんなバイトがおすすめか具体的にまとめました。
【おすすめ3つ】宅浪でおすすめのバイトはコレ!
ここでは宅浪生におすすめのアルバイトを理由と共に具体的にご紹介していきます。早速見ていきましょう。
- 派遣バイト【おすすめ度No.1】
- 個人塾のバイト
- 在宅バイト
派遣バイト【おすすめ度No.1】
宅浪している皆さんに最もおすすめのアルバイトは派遣バイトになります。理由を簡潔にまとめると以下のポイントが挙げられます。
- 宅浪生は平日が狙える
- 煩わしい人間関係がない
- スケジュール調整が楽
宅浪でバイトをするのであれば、平日・土日の概念がないため、比較的競争率の高い土日祝日ではなく平日に好条件のバイトを入れることができます。
また、派遣であれば短期間決められたメンバーと働くだけですので、余計な人間関係トラブルがない点もメリットです。宅浪生はあくまでメインは受験勉強であるため、勉強の進捗度あいによっては急にバイトを減らすことも考えられるため、自分でバイト量を容易に調整できる点でも派遣がおすすめです。
個人塾のバイト
次におすすめなのが、個人経営の塾のアルバイトです。それもできれば、中学生の時高校受験のために通っていたような、ある程度顔見知りの塾でのアルバイトがおすすめになります。
絶対ではありませんが、こうした塾であればある程度宅浪生であることも考慮してもらいながら働けることが多いようです。
在宅バイト
最後にアルバイトと言えるか微妙なラインではありますが、在宅でのアルバイトもおすすめです。
具体的に挙げると、以下のような在宅バイトがあげられます。
- Webライティング
- 採点バイト
上記2つ以外にも在宅で働く方法は沢山ありますが、宅浪生に対して再現性が高いものはこの2つになります。
特にWebライティングに関しては以下の記事で始め方を詳しくまとめていますので、興味のある方はぜひ一度ご覧ください。(大学生向けの記事ですがやり方はほとんど同じです)
最後に宅浪生がバイトをする上で注意したい点をまとめたいと思います。
【要注意】宅浪でバイトする際に気をつけたいこと
基本的には宅浪生には上記でご紹介したようなバイトをするのはおすすめです。
しかし、中にはバイトが受験勉強の足枷になる場合もありますので、以下に挙げるポイントに当てはまる方は要注意です。
- 「稼ぐ」を目的にしてはいけない
- 長期のバイトは絶対にNG
- 中にはバイトが充実して本末転倒になる人も
「稼ぐ」を目的にしてはいけない
宅浪でバイトを考えている方の中には、両親への経済的負担を減らすことを目的にバイトを検討している方も多いかもしれません。
しかし、宅浪しながらバイトする上で気をつけてほしいポイントととしてはバイトして稼ぎながら宅浪生活を送ろうとしてはいけないということです。
宅浪生がバイトに当てて大丈夫な時間は決して大学生よりも多いはずがありません。月換算で、多くて2〜3万円くらいを目安に、「参考書代稼げたらいいな」くらいのマインドでバイトするんことをおすすめします。
そうでない場合、結果的に長時間バイトに時間を割くことになったり、へとへとになるまでバイトすることになったりと、受験勉強に支障が出る可能性が高くなるからです。
稼ぐのは大学生になってからいくらでも頑張れますので、宅浪生の間はほどほどにするのがおすすめです。
長期のバイトは絶対にNG
宅浪生は勉強の進み具合でスケジュールが大きく変動するので、長期間契約のアルバイトは厳禁です。例えば4月時点では余裕があって、「週3でバイト入れよう!」と意気込んでいても、夏休み明けには1日もバイトしてる暇がないと焦っていることも十分にあり得ます。
できるだけスケジュールを柔軟に変更できる短期のバイトがおすすめです。
中にはバイトが充実して本末転倒になる人も
宅浪している受験生の中には、受験勉強から目を背け、バイトにのめり込んでしまう方も一定数います。特に、中途半端に稼ぎがある分、変に受験勉強をしないことに対して肯定化してしまいがちです。
こういった意味でも、あまり稼ぐことを重視しすぎずあくまで受験勉強の気分転換の一環としてのバイトがおすすめです。