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【厳しい現実】浪人して理転はやめた方がいい?

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いきなりですが、「浪人+理転」には次にある2パターンが考えられます。

  1. 現役の時から「理転」していて浪人でも続けるパターン
  2. 浪人を機に「理転」しようと考えるパターン

今回は、上記2パターン両方に対応した理転に関する情報をまとめました。

※この記事を執筆している私は理転して薬学部に合格した現役の薬学部生です。浪人経験もあるため、今回ご紹介する内容はすべて実体験に基づいたリアルな情報となっています。

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本記事の内容

  • 理転した人が浪人生活をどう過ごせば成功するかわかる
  • 浪人生が理転するべきかどうかわかる
  • 理転を成功させる方法がわかる

理転して浪人するのは危険?【答え:戦略を立てれば合格できます】

早速本題ですが、
「現役時代理転した受験生が、引き続き理転して浪人生活をおくるのは危険なことなのか?」
私は、理転を貫くことをおすすめします。その根拠は主に以下の3点からなります。

  • 今から地歴を仕上げるのは逆に難しい
  • 理転した人は文系の進路に納得できない事が多い
  • 浪人生は二次試験対策が充分にできる

今から地歴を仕上げるのは逆に難しい

理転した受験生の多くが、現役時代地歴公民をおろそかにしてきているはずです。反対に、応用理科科目に関しては一通り2次試験対策まで行っているため、今後1年間の浪人生活でどちらの科目が伸びる確率があるかと言われれば、答えは明らかに後者ですね。現役生から、浪人生に変わる際、不合格を経験した多くの受験生がこれまでの自身の勉強に不安を覚えてしまい、焦って間違った軌道修正をかけてしまう傾向も多く見られますが、基本的には浪人生は現役時代にやった科目を更に伸ばす方針が良いされます。そしてこれは理転も例外ではありません。

理転した人は文系の進路に納得できない事が多い

これは受験が終わったあと、大学での話になりますが、実際に理系に進学すると、文系では出会えなかった進路に出会うことができます。特に、医療系などの理系は国家資格を取るために必要な単位が発生するため、理系に進む以外他の選択肢はありません。
一度理転して受験した方の多くは、きっと上記のような目標を持っている方が多いと思います。そういった方が、簡単に文系の道に納得して進む事ができるとは私は思いません。

浪人生は二次試験対策が充分にできる

現役生は学校での受験対策が殆どで、主に共通一次試験の対策を行ってきたと思います。ですが、浪人生の多くは2次試験の対策に時間を費やすことになります。これは現役時代不十分だった2次試験対策を補う意味合いもありますが、一般的に言われているのが理系科目に関しては2次試験の問題を回答する実力をつければ共通一次も自然と点数が伸びるとされています。暗記よりも理解が求められる理系に関しては、浪人生が有利に対策を取れることは覚えておいたほうが良いです。

以上3点になりますが、特に私が強調したいのは2次対策についてです。現役時代はあまり充分にできないのが一般的な2次対策ですが、浪人時代にこの勉強をして実力が大幅に上がることは少なくありません。私の経験としても、理系の記述問題を解けるようになって、センターの理科が安定した記憶があります。

続いては、現役時代は文系だったけど理転したい!って方に向けてまとめました。

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浪人生ではじめての理転はやめたほうが良い

題名の通り浪人生ではじめての理転はやめたほうが良いです。きっと様々な理由があって、文系ではなく理系に行きたいと思っているのかもしれませんが、浪人生で初めて理転する場合は時間が圧倒的に足りません
ですがこれは言い換えると、時間さえ気にしなければ浪人から理転を始めても問題ないということです。

例えば、

  • 2浪以上も視野に入れている
  • 長時間の勉強でも吸収できる

など、上記のように時間がない問題を解決できるのであれば、現役であれ浪人であれ、理転するのは可能になります。ただし、一度文系で受験を頑張ったのであれば、もう一度そこにトライすることも、今後の進路で役に立つ経験になるのではないかと個人的には考えます。

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【3つ】理転を成功させるためにやるべきこと

ここからは、理転を現役・浪人問わず成功させるための具体的な方法を簡単にまとめます。
以下の3点は理転を成功させ、その後も理系大学生にとっても役に立つことになります。

  • 英語は他の科目より高得点を取るつもりで
  • 文系科目を軽視しない
  • 数学は点数の為以上に実力をつけるつもりで

英語は他の科目より高得点を取るつもりで

理転組がもとからの理系学生に勝つためには、やはり英語をかなり高得点でキープするのが王道です。英語の問題というものは、実力がなければ解けない一方で、難易度の大きな変動が起こりにくいため、他の科目に比べて安定した高得点を狙うことができると言われています。つまり、付け焼き刃のテクニックが通じない英語を武器にすることで、理転組の弱点である理数の遅れを補う戦略です。

文系科目を軽視しない

理転組の特徴として、国語や現社などの文系科目を理転してるからできなくてもいいやと軽視する傾向があります。これは私を含めた、私の周りの理転組を見ていても明らかな事実でした。現役時代、理転して数学や理科が得意になってきたことを言い訳に、国語の勉強から逃げたことで、浪人最後まで国語に苦しめられたのは苦い思い出です。
この記事を読んでいる皆さんには、こうはならないようむしろ元文系のプライドにかけて文系科目だからこそ高得点を取れるよう心がけてほしいです。

数学は点数の為以上に実力をつけるつもりで

数学は抽象的な学問であるため、具体的にどんな役に立つのか疑問に思うかもしれません。ですが大学では意外と数学そのものが理解に必要になったり、数学的な思考が求められたりするシーンが多々あります。
ところが、数学そのものは専門で選択しない限りは、高校ほど時間を描けて勉強できません。(自分の専門科目が優先されますので)つまり、こんなにも集中して数学を学べるのは大学受験が最後かもしれないと思ったほうがよいということです。

この記事が、少しでもみなさんの受験勉強の助けになってくれると嬉しいです。
がんばってください。

 

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