※現役の薬学生でありながら、プログラミングやWebライター、ブロガーなどの仕事をして普通の医療系大学生よりもパソコンを頻繁に使っています。医療系でありながら、学生エンジニアというちょっと変わった経験があったので今回この記事をまとめました。
本記事の内容
- 医療系の学生がパソコンを買うために必要な情報がわかる
- 医療系の学生がパソコンを選ぶ際のポイント/注意点がわかる
- 医療系の学生におすすめのパソコンがわかる
医療系大学生がパソコンを選ぶときのポイント
インターネットで、「医療系 大学生 パソコン」と検索すると、沢山の情報が出てきますね。
しかし、こうしたネット記事を読んでいると、現役の医療系大学生の私からすると「ちょっと違うかな〜?」というずれた情報も中にはありました。
そこで、今回は現役の医療系大学生の私の経験を踏まえて、「どうやってパソコンを選ぶべきか」シンプルにまとめました。
【まずは結論】薄くて「持ち運びやすい」パソコンがオススメ
いきなり結論から述べると、
医療系大学生は薄くて「持ち運びやすい」パソコンがオススメです。
まずはその理由を箇条書きにして挙げていきます。
- 医療系は調べ物が多い
- オンライン学習があたりまえ
- 授業では資料作成として使うことも
医療系の大学では、パソコンで高負荷な処理(性能の高いパソコンの仕事)よりも圧倒的に調べ物とオンライン学習が多いです。
あるある例としては、「パソコンは持っているけどカバンがかさばるから持ってこれない」という学生は多いです。
私自身は薬学部ですので、それを例にあげると、1日の授業+実習に使う道具や教科書を持ち運ぶとなると、高校のこと使っていた「カバン+手持ちのトートバック」がないと全部は持ちはこべなくなります。
そんな中、分厚い重いパソコンを持っていくかと言われると否です。
IT系に詳しい人にパソコンを聞くと、スペックはしっかりと紹介してくれますが、意外とこの持ち運びのことは軽くしか触れていない印象です。
ですが、折角買ったパソコンを学校でもちゃんと活用したいという方はとりあえず「薄いパソコン」は選ぶべきです。
できれば軽さも追求したいところですが、残念ながら最近のパソコンは高性能になっていてそれなりの重さはあります。個人的には2kgを超えなければリュックで持ち運ぶ分には問題ないと想います。
【ポイント4つ】パソコンの選び方
「薄さ」を強調したところで、ここからはその他の重要なポイントを4つにまとめます。
「薄さ」に加えて、以下の4ポイントを覚えておけば、ひとまずパソコン選びに失敗することはありません。
- スペックはintel Core i5以上なら十分
- 画面サイズは13インチ以上
- オフィス系ソフトは大学から支給されることもある
- 医療現場ではWindows環境が主流!だけど、、、
それぞれ個別に解説していきます。
スペックはintel Core i5以上なら十分
いわゆるパソコンの「性能」に関する話です。難しいことはカットで、必要最低限の情報のみで箇条書きでまとめます。
- CPU:”Core i5(Windows)”もしくは”M1(Macbook)”
- メモリ:8GB
- ストレージ:256GB
WindowsかMacかでCPU(パソコンのサクサク度に関係)が変わりますが、いずれにしても上記に書いてあるCore i5もしくはM1以上あれば十分です。特にM1ならかなり高性能なので大学生活においてはスペック不足を感じることはありません。
メモリは動画編集やゲームなどをしないのであれば8GBあれば十分使えます。
ストレージに関しては256GBもあれば十分ですが、よほどなんでもダウンロードして溜め込む予定があるのであれば、1つ上の大きさの512GBでも良いかもしれません。
この3点、抑えておけばよほど変なメーカーのパソコンを選ばない限りは大丈夫です。
画面サイズは13インチ以上
最近の大学の講義は、オンライン学習もかなり多くなってくるので、13インチ以上の画面は欲しいです。このサイズよりも小さくなると、板書などが若干見づらくなる印象です。
オフィス系ソフトは大学から支給されることもある
大学最も多様するソフトはWordやExcel、パワポのようなオフィス系のソフトですが、最近の大学はこのソフトの利用権(ライセンス)を在学中は学生に無料で提供していることがあるので、わざわざオフィス系のソフトをセット売りしているパソコンを買わなくても良いケースもあります。
ですが、あくまで在学中しか使用できないので、卒業後も使いたい場合は、卒業後に追加でマイクロソフトオフィスのライセンスを買うか(18,000円〜30,000円)、もしくは最初からセットで買うかの2択になります。
個人的には卒業後(4年後)は就職先から支給されたパソコンなどに変わることが殆どなので、学校でライセンスを配布する場合はわざわざ買わなくて良いかと思います。
医療現場ではWindows環境が主流!だけど、、、
後述する具体的なおすすめパソコン機種のパートでも詳しく紹介しますが、パソコンを探している皆さんの中には「Windowsにするか?Macbookにするか?」で悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。
確かに医療現場ではWindowsPCでしか使用できないパソコンを使うことがほとんどです。
ですが、大学生活においては特にその指定が大学側からない場合はどっちを選んでも全く問題ありません。
就職後と同じ機種で練習を積んでおきたいのであればWindowsが良いですが、Macが欲しいのに我慢するほど重要なポイントだとは思いません。10万以上する買い物になるのに欲しくないものを買うと、結果として使わなくなるかまた買い直す羽目になる可能性もあります。
【おすすめ3つ】医療系大学生にオススメなパソコン
ここでは医療系大学生にオススメなパソコンを3つ挙げていきますが、
先に一押しだけ述べておくと、
医療系大学生にはMacBookAir(M1)がオススメです。
理由としては以下のメリットが挙げられます。
- ”学割”や”無利子分割払い”など学生に優しい
- 持ち運びが便利【薄さは正義】
- どのMacを買えば良いかわかりやすい
- リセールが高い
”学割”や”無利子分割払い”など学生にお得
アップル製品であるMacBookは、学生であれば学割価格で購入することができるかつ無利子で分割払いできるという2点が最大のメリットです。
参考までに2024/02/11時点でMacBookAirを学割かつ48回払いに分割したとすると2,495円/月で購入できます。
※(2024/03/08追記)Apple公式は、M1チップ搭載のMacBook Airの販売を2024年3月4日に終了しました。これに伴い、アップル公式でのM1Macの購入はできなくなりました。詳しくは以下の記事にまとめています。
理系大学生はそもそも教科書代などが高いので、少しでも1回のコストが減らしておくほうが負担が少なくておすすめです。(WindowsPCも学割や無利子分割払いがあるにはありますが、審査や、パソコンの機能と値段のコスパを考えるとMacBookAirに軍配が上がることが多いです)
少しでもコストを安く抑えたい方には中古のMacBookもおすすめです。アップル製品は中古の質も非常に高い傾向があり、ちゃんとした中古販売店のものであれば、ほとんど作動面は新品と変わりないものが手に入ります。
持ち運びが便利【薄さは正義】
これは冒頭でも散々主張してきた「薄いパソコン」というポイントです。
意外とパソコンを買ったことのない方は気にしていないのですが、ノートパソコンの持ち運びサイズは非常に重要です。
医療系大学生は必要な教科書や、道具(持ち物)などが多いため、とにかく薄くて軽いサイズのパソコンがおすすめです。
MacBookAirはその点デザイン性も非常に高く、むしろそれが一番のメリットとして買う人も多いくらいです。
WindowsPCにも薄型で軽いものもあるにはありますが、どうしてもコスパが悪い印象です。
学校と家で持ち運びが多い学生はこのメリットの恩恵はかなりのものです。
どのMacを買えば良いかわかりやすい
Macは大きく分けると、「MacBookAir」「MacBookPro」「iMac」の3種類だけで至ってシンプルです。年代やカスタムなどは選び間違いに注意ですが、基本的にAppleStore公式で買えば特に問題にはなりません。
性能の高いパソコンをどんな人でもわかりやすく選べる点はMacの良いところと言えます。
一方で、Windowsは選ぼうと思えば性能がよいPCをMacBookよりも安く買うこともできますが、(デザイン性は落ちます)CPUの世代を調べたり、メモリのサイズを確認したり、色々と”自分で”確認しながら買わないといけません。
リセールが高い
Macは万が一必要がなくなって「売りたい!」となった場合でもかなり高額で売ることができます。
実際に上記でおすすめしてきたMacBookAir/M1(Apple公式販売:134,800円(税込))だと(状態によりますが)7万円前後で買い取ってもらえる所もあるようです。
Macを使って「やっぱりWindowsPCがいいな」となったり、就職して会社からパソコンを支給されて使わなくなった場合でも、半額以上の値段で買い取ってもらえるのはMacBookくらいです。
続いては、Macじゃなくて「Windowsでオススメを知りたい」という方向けに2機種、上で紹介したMacBookAirと同じくらいのコスパのパソコンを紹介したいと思います。
- Asus Vivobook 15 OLED X1505VA
- mouse K5-I7GM5BK-A
Asus Vivobook 15 OLED X1505VA
「ASUS Vivobook 15 OLED X1505VA」は有機ELディスプレイを搭載しているため、非常にきれいな画面で作業ができます。スペック的にも、動画編集くらいまでは無難にこなせるレベルです。
オンライン授業で画面がきれいなパソコンは重宝します。
【PR】ASUS Vivobook 15 OLED X1505VA
このWindowsPCはMacBookAir(M1)と同様の値段ですが、CPUの面とストレージサイズなどの面で優れています。
mouse K5-I7GM5BK-A
(出典:【公式】マウスコンピューター)
こちらのパソコンは日本製が売りのmauseというメーカーオリジナルのWindowsPCです。能力的にはおおよそ上記で紹介したAsus Vivibookぐらいだと考えて問題有りません。
カスタマイズができるので、自分好みに細かく弄りたい人はこちらのパソコンでも良いかもしれません。
パソコンがあってもWifiない問題【PR】
少しだけパソコン本体の話とはずれますが、大学生のWifi問題について少しまとめます。
普段は大学のWifiを利用したり、住んでいるアパートのWifiを利用できますが、大学生活をしていると「Wifiが無いからパソコンが使えない」といった瞬間がでてきます。最近はスマホが高性能なので、よほど緊急時はテザリングして解決はできますが、それだたデータ量が怖くて集中して作業できません。
そこで、個人的に大学生にパソコンと一緒に持っておくと便利なものとしてオススメなのが以下に掲載するチャージ式のポケットWifiです。
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サックっとポイントだけ挙げていきます。
- 端末は買い切り型
- 契約期間の縛り一切なし
- 必要に応じて必要な分(GB)を購入する仕組み
- もちろんGBを使わない月は月額0円
日本では月額契約が主流のデータ通信量ですが、海外ではこちらのチャージ式が主流なんですよ。
簡単にまとめると、1G,10G,20G.30Gいずれかをチャージして持ち歩けるWifiということです。(簡単にいうとプリペイド式ですね)Wifiが出先で急に必要になったり、学校のWifiが繋がらなくなったりした際にパッと使えて便利です。
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【Q&A】医療系の大学生がパソコンを買うときの注意点など
このパートでは、医療系大学生がパソコンを買う際に注意してほしいことや、よくある疑問をQ&A形式でお答えしています。
- パソコンじゃなくてiPadはどう?
- Windowsでしか動かないソフトってどんなもの?
- PCゲームもできるパソコンは?
- Macは使う人少ないってホント?
- 実習先で使えないパソコンとかある?
- 10万円未満のパソコンはやばい?
- Surfaceって人気だけど良いの?
パソコンじゃなくてiPadはどう?
Windowsでしか動かないソフトってどんなもの?
PCゲームもできるパソコンは?
Macは使う人少ないってホント?
実習先で使えないパソコンとかある?
10万円未満のパソコンはやばい?
Surfaceって人気だけど良いの?
【実体験有り】医療系の大学生は絶対パソコン持っておいたほうがいいです
このパートでは、医療系(薬学部)所属の私自身の経験から「医療系大学生は絶対パソコン持っておいたほうが良いよ!」という話を体験談としてまとめます。
先に改めて自己紹介だけしておくと、筆者自身は現役の薬学生でありながら、プログラミングやWebライター、ブロガーなどの仕事をして普通の医療系大学生よりもパソコンを頻繁に使っています。医療系でありながら、学生エンジニアというちょっと変わった経験があったので今回この記事をまとめました。以上が自己紹介です。
私が薬学部入学する前は、情報系や工業系でもない薬学部の学生はパソコンは買ってもあまりいらないというのが一般的に言われていました。
しかし、ちょうど入学時にコロナが流行り、オンライン学習が一気に加速したため状況は一変しました。学生の中にはipadやスマホのみで頑張っている方もいましたが、勉強効率が非常に悪く苦労している様子でした。
本文でも触れましたが、医療系の学部の講義自体でパソコンをガッツリ使うことは少ないのですが、日々の学習で補助的に使うのが医療系のパソコンの使い方です。ですので、最近のパソコンはどれも性能が上がってきているので、動画はサクサク動くし、資料作成でカチコチになるようなことにはあまりなりません。
言いたいことをまとめると、確かにパソコンはなくても大学生活送れなくは無いけれど、
資料作成や実習データ管理、そして最後の国家試験勉強まで含め、絶対にパソコンを持ってて良かったと思えるシーンは必ず来るということです。
学生にとっては大きな買い物に間違いないので、折角なら「買ってよかった」と思えるようなパソコンを買ってほしいと思い今回の記事を作成しました。