※現役の薬学部在籍の大学生であり、プログラマーやウェブライター、ブロガーといった仕事をしている関係上普通の大学生より沢山パソコンを使っている経験があるため、より信憑性の高い情報を提供できます。
本記事の内容
- 理系大学生がsurfaceを買うか決断できる
- surfaceを買うメリットがわかる
- Surface以外のオススメのパソコンがわかる
理系大学生はどんな時にパソコンを使う?
まずは、大学生活のどのようなシーンでパソコンを使うのか、具体的にご紹介していきます。
- 大半は資料作成
- 授業でも使うが、、、
- オンライン学習も多い
それぞれ解説していきます。
大半は資料作成
大学生活でパソコンを使うほとんどの理由は、レポートやプレゼン資料などの資料作成です。
授業内のレポート課題やゼミでの発表資料、卒業論文の作成など、様々な場面でパソコンを活用します。
特に理系の学生は、科学的な論文や報告書を作成することが多いため、パソコンは欠かせません。
また、実験結果のデータ処理やグラフ作成もパソコンを使用して行います。
さらに、情報系の学部の学生はコーディングやプログラムの実行にもパソコンを使用します。
授業でも使うが、、、
大学の授業においても、パソコンは頻繁に使用されますが、その用途は同じ理系でも学部によってかなり幅があります。
例えば、数学や物理学の授業では数値計算ソフトウェアを使用して解析を行ったり、化学や生物学の授業ではシミュレーションソフトを利用して実験を再現したりすることがあります。
また、専門分野によっては、CADソフトや統計解析ソフトなど、特定のソフトウェアを使用することがあります。
ただし、大学の授業に合わせてパソコンを購入する場合、その用途が限定的すぎて、後々不便を感じることもあります。
そのため、汎用性の高いパソコンを選ぶのがおすすめです。
オンライン学習も多い
近年では、大学の講義や授業もオンラインで行われることが増えています。
特に新型コロナウイルスの影響により、遠隔授業が一般化した大学も多く見られます。
オンライン学習では、動画配信やウェブ会議システムを利用して授業が行われます。
また、学生が自主的に学習を行う場合もあり、資格試験の勉強や語学学習など、様々な分野の学習でパソコンが活躍できます。
理系大学生にSurfaceをオススメしない理由
ここからはいよいよ本題です。
改めてこの記事の結論を主張すると、
理系大学生のパソコンとしてMicrosoft Surfaceはオススメしません。
理系の大学生にとって、Microsoft Surfaceをおすすめしない理由について詳しく見ていきましょう。
- コスパが悪い【結局MacBookと同じくらい】
- タッチパネルは必要ない
- キーボード別売りな挙句品質が悪い
それぞれの理由について解説していきます。
コスパが悪い【結局MacBookと同じくらい】
本来、WindowsPCは性能が良くても比較的安価なものが多く、こうしたコスパの良さがメリットです。
しかし、Microsoft Surfaceは殆どの機種が、MacBookと同程度の価格帯に位置しています
また、Surfaceを購入する際には、ペンやキーボードなどのアクセサリーを別途購入する必要があるため、総額が高くなりがちです。
WindowsPCとMacで比較した際に、「Macの値段ならWindowsはもっと良いのかえる!」とよく言われますが、このsurfaceに関してはむしろ「Mac買ったほうが性能良いんじゃない?」となるケースも多いです。
いずれにせよ、結局Macと同じ位の値段で購入することには変わりなく、「コスパの良いWindows」ではない点でsurfaceはあまりお勧めしません。
タッチパネルは必要ない
一般的なノートパソコンやデスクトップパソコンの画面にはタッチパネル機能は搭載されていません。
実際、パソコンを使用する際にはキーボードやマウス、トラックパッドを使って操作することが一般的です。
したがって、画面をタッチする必要性は低く、むしろ手元にある入力デバイスを使う方が自然です。
タブレットにもパソコンにもなるパソコンとして有名なsurfaceですが、結局はパソコンとしての機能がメインになってしまい、タッチ機能が無意味になりがちです。
キーボード別売りな挙句品質が悪い
一部のMicrosoft Surfaceの機種は、キーボードが別売りとなっています。
さらに、純正のキーボードにもかかわらず品質が悪いという問題もあります。
タブレット型のSurfaceでは、純正のキーボードが別売りであることが一般的であり、これらのキーボードは打ち心地が悪いという評判もあります。
改めてまとめると、タブレット兼パソコンになるハイブリットな機種として有名なsurfaceですが、コストを含めて考えると上記のような理由から「この値段ならもっと良いパソコン買えるよね」といった印象です。
Surfaceがオススメな理系大学生
surfaceは理系大学生にオススメしないとはいえ、この記事にたどり着いた皆さんの多くがsurface購入に興味があることは間違いありません。
このパートでは、Surfaceがオススメな理系大学生の具体的な特徴を見ていきましょう。
Microsoft Surfaceが理系大学生におすすめな理由は以下の通りです。
- デザイン系など「タッチペン」が必要な人
- あまり文字を打たない予定の人
- 【番外編】iPadは買いたくない人?
それぞれの特徴について詳しく見ていきます。
デザイン系など「タッチペン」が必要な人
理系の大学生であっても、デザインやイラストレーションなどの分野に進む人は一定数存在します。
このような方々にとって、Microsoft Surfaceのタブレット兼パソコンタイプは非常に便利です。
タッチペンによって直感的にデザインを描くことができ、クリエイティブな作業に向いています。
また、Surface Penを使った数式の手書き入力も可能であり、数学や物理学などの理系学科でも使い道はあります。
ただし、大学生のほとんどはこのようなニーズを持っているわけではないため、余程このポイントが刺さる人はsurfaceを検討しても良いかもしれません。
あまり文字を打たない予定の人
一部の大学生は、パソコンを購入する際に文字を打つことよりも動画視聴や資料の閲覧などをメインで使用する予定の方もいます。
このような場合、Microsoft Surfaceは十分に機能します。
特に、大画面での動画鑑賞やタブレットモードでのウェブ閲覧は、スマホよりもよっぽど快適に使用できます。
しかし、先述の通り、大学生のパソコン使用シーンの主な部分は資料作成であることを忘れないでください。
【番外編】iPadは買いたくない人?
一部の方々は、iPadなどのApple製品嫌いの方もいます。
そういった熱狂的なウィンドウズファン?の方はsurfaceでも良いかもしれません。
ただし、個人的な意見として、iPadはまだまだ最強のタブレットとしての地位を保っています。
Surface以外で理系大学生におすすめのパソコン
surfaceをさんざんオススメしてきませんでしたが、ここからは「Microsoft surfaceを買うよりもこっちのパソコンのほうが理系大学生にはオススメ!」といった製品を具体的に3つに絞ってご紹介します。
MacBookAir(M1)がオススメ
先に一押しだけ述べておくと、
理系大学生にはMacBookAir(M1)がオススメです。
理由としては以下のメリットが挙げられます。
※2024年3月でMacBookAir(M1)はApple公式での販売は終了しています。まだまだ最強にコスパの良いパソコンに間違いありませんが、このパソコンを買うには家電量販店の在庫品か、通販、あるいは整備品、中古などで購入するしかありません。
- 持ち運びが便利【薄さは正義】
- どのMacを買えば良いかわかりやすい
- リセールが高い
持ち運びが便利【薄さは正義】
これは冒頭でも散々主張してきた「薄いパソコン」というポイントです。
意外とパソコンを買ったことのない方は気にしていないのですが、ノートパソコンの持ち運びサイズは非常に重要です。
大学生は必要な教科書や、道具(持ち物)などが多いため、とにかく薄くて軽いサイズのパソコンがおすすめです。
MacBookAirはその点デザイン性も非常に高く、むしろそれが一番のメリットとして買う人も多いくらいです。
WindowsPCにも薄型で軽いものもあるにはありますが、どうしてもコスパが悪い印象です。
学校と家で持ち運びが多い学生はこのメリットの恩恵はかなりのものです。
どのMacを買えば良いかわかりやすい
Macは大きく分けると、「MacBookAir」「MacBookPro」「iMac」の3種類だけで至ってシンプルです。年代やカスタムなどは選び間違いに注意ですが、基本的にAppleStore公式で買えば特に問題にはなりません。
性能の高いパソコンをどんな人でもわかりやすく選べる点はMacの良いところと言えます。
一方で、Windowsは選ぼうと思えば性能がよいPCをMacBookよりも安く買うこともできますが、(デザイン性は落ちます)CPUの世代を調べたり、メモリのサイズを確認したり、色々と”自分で”確認しながら買わないといけません。
まとめると、”パソコンのことはよくわからないけど良い性能の物が欲しい”という方にMacはぴったりです。(もちろんこれからパソコンのことを勉強していきたい方にもコスパはかなりいいです。)
リセールが高い
Macは万が一必要がなくなって、「売りたい!」となった場合でもかなり高額で売ることができます。
実際に上記でおすすめしてきたMacBookAir/M1(Apple公式販売:134,800円(税込))だと(状態によりますが)7万円前後で買い取ってもらえる所もあるようです。
実際にMacを使って「やっぱりWindowsPCがいいな」となったり、就職して会社からパソコンを支給されて使わなくなった場合でも、半額以上の値段で買い取ってもらえるのはMacBookくらいです。
続いては、Macじゃなくて「Windowsでオススメを知りたい」という方向けに2機種、上で紹介したMacBookAirと同じくらいのコスパのパソコンを紹介したいと思います。
- Asus Vivobook 15 OLED X1505VA
- ASUS Zenbook 14 OLED UX3405MA
Asus Vivobook 15 OLED X1505VA
「ASUS Vivobook 15 OLED X1505VA」は有機ELディスプレイを搭載しているため、非常にきれいな画面で作業ができます。スペック的にも、動画編集くらいまでは無難にこなせるレベルです。
オンライン授業で画面がきれいなパソコンは重宝します。
【PR】ASUS Vivobook 15 OLED X1505VA
このWindowsPCはMacBookAir(M1)と同様の値段ですが、CPUの面とストレージサイズなどの面で優れています。
ASUS Zenbook 14 OLED UX3405MA
こちらの機種もASUSではあるのですが、2024年の3月に発売された最新のパソコンです。
ASUS Zenbook 14 OLED UX3405MAの特徴はなんといってもAI向けに最適化されたCPU(intel core ultra)が搭載されていることです。
私もそこまで専門ではないのですが、「ハイスペックなパソコンでないと無理」といわれていたAIを、より効率よく動かせるようにしたのがこのASUSシリーズに搭載されたCPUの特徴らしいです。
ほんとざっくりいうと、AIとか最新技術を使えるような「凄い性能のいいパソコン」と思ってもらってOKです(笑)実際パソコン専門のインフルエンサーの方も、10万円ちょっとでこのスペックのPCはすごいと高評価でした。
また、持ち運びに関しても薄くて軽いパソコンなので大学生にはピッタリです。
実際に筆者自身もこのパソコンを購入してレビューしていますので、詳しく見たい方はそちらの記事もご覧になってみてください。(かなり人気のPCのようで販売してすぐに在庫切れを起こしていました。在庫が復活していたらチャンスかもしれません。)
理系の大学生がパソコンを選ぶ際のコツ
ネットでパソコンのことを調べると大抵の記事では「これがいい!」「あれがいい!」とモノだけを紹介して終わっているイメージです。
そこで、今回の記事では商品の押し売りにならないように、まずは「どのようにして理系大学生はパソコンを選ぶべきか?」についてもサクッとまとめていきます。
- 【まずは結論】薄くて「持ち運びやすい」パソコンがオススメ
- スペックはintel Core i5以上なら十分
- 画面サイズは13インチ以上
- オフィス系ソフトは大学から支給されることもある
- 理系大学生はWindowsが無難とはいうけど、、、
- 学割のあるメーカーは多い【あたりまえ】
【まずは結論】薄くて「持ち運びやすい」パソコンがオススメ
いきなり結論から述べると、
理系大学生は薄くて「持ち運びやすい」パソコンがオススメです。
まずはその理由を箇条書きにして挙げていきます。
- とにかく持ち運びが多い
- オンライン学習があたりまえ
- 授業では資料作成として使うことも
理系の大学生では、パソコンを日常てきに持ち歩くことが多くなります。
あるある例としては、「パソコンは持っているけどカバンがかさばるから持ってこれない」という学生は多いです。
私自身は薬学部ですので、それを例にあげると、1日の授業+実習に使う道具や教科書を持ち運ぶとなると、高校のこと使っていたカバン+手持ちのトートバックがないと全部は持ちはこべなくなります。そんな中、分厚い重いパソコンを持っていくかと言われると否です。
IT系に詳しい人にパソコンを聞くと、スペックはしっかりと紹介してくれますが、意外とこの持ち運びのことはついでにくらいの印象です。
ですが、折角買ったパソコンを学校でもちゃんと活用したいという方はとりあえず「薄いパソコン」は選ぶべきです。
できれば軽さも追求したいところですが、残念ながら最近のパソコンは高性能になっていてそれなりの重さはあります。
個人的には2kgを超えなければリュックで持ち運ぶ分には問題ないと想います。
スペックはintel Core i5以上なら十分
いわゆるパソコンの「性能」に関する話です。難しいことは全部カットで、必要最低限の情報のみで箇条書きでまとめます。
- CPU:”Core i5(Windows)”もしくは”M1(Macbook)”以上
- メモリ:8GB
- ストレージ:256GB
WindowsかMacかでCPU(パソコンのサクサク度に関係)が変わりますが、いずれにしても上記に書いてあるCore i5もしくはM1以上あれば十分です。
特にM1ならかなり高性能なので大学生活においてはスペック不足を感じることはありません。
メモリは動画編集やゲームなどをしないのであれば8GBあれば十分使えます。
ストレージに関しては256GBもあれば十分ですが、よほどなんでもダウンロードして溜め込む予定があるのであれば、1つ上の大きさの512GBでも良いかもしれません。
この3点、抑えておけばよほど変なメーカーのパソコンを選ばない限りは大丈夫です。
画面サイズは13インチ以上
最近の大学の講義は、オンライン学習もかなり多くなってくるので、13インチ以上の画面は欲しいです。このサイズよりも小さくなると、板書などが若干見づらくなる印象です。
オフィス系ソフトは大学から支給されることもある
大学最も多用するソフトはWordやExcel、パワポのようなオフィス系のソフトですが、最近の大学はこのソフトの利用権(ライセンス)を在学中は学生に無料で提供していることがあるので、わざわざオフィス系のソフトをセット売りしているパソコンを買わなくても良いケースもあります。
ですが、あくまで在学中しか使用できないので、卒業後も使いたい場合は、卒業後に追加でマイクロソフトオフィスのライセンスを買うか(18,000円〜30,000円)、もしくは最初からセットで買うかの2択になります。
個人的には卒業後(4年後)は就職先から支給されたパソコンなどに変わることが殆どなので、学校でライセンスを配布する場合はわざわざ買わなくて良いかと思います。
理系大学生はWindowsが無難だけど、、、
「Windowsにするか?Macbookにするか?」で悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。
確かに理系の講義で使用するソフトはWindowsPCでしか使用できないソフトを使うことがほとんどです。
ですが、大学生活においては特にその指定が大学側からない場合はどっちを選んでも全く問題ありません。
理由としては、どうしても授業で必要な場合は大学のパソコンを使用することが多いですし、そうでない場合は何らかの対処法をとってくれることが多いです。
そのため、「ソフトを動かすから」という理由で欲しくないものを買うと、結果として使わなくなるかまた買い直す羽目になる可能性もあります。
学割のあるメーカーは多い【あたりまえ】
最近ではほとんどの大手パソコンメーカーが学割を設置してます。
もはや学生が割引価格で買えるのが当たり前といっても過言ではありません。
私の知っているなかで、もっとも学生に良心的なシステムは、アップルの学割+無利子48回払いです。
理系大学生のパソコン選びでよくある質問
最後に理系大学生のパソコン選びでよくある質問をQ&A形式で解答して終わりにしたいと思います。