パソコンを買うか?タブレットを買うか?
大学生活の準備をしている中で、誰もが1度は考えたことのある悩みかもしれません。
特に最近では、iPhoneの人気に引っ張られて、パソコンはMacBook、タブレットはiPadといった選択をする方も増えてきました。
そこで今回は、
大学生にはMacBookAirとiPadどちらが良いのか?
をメインテーマにリアルな情報をまとめました。最後の方にはQ&A形式でMacやiPadに関する疑問にも答えています。
※この記事を書いている私自身は、現役理系大学生かつ、プログラマーやWebライターとしても活動しています。日ごろからノートPCやiPadを使用しているため、大学生活の側面と仕事を含めた日常使いの側面の両方から評価することができます。(ちなみにこの記事の作成はMacbook Proを使用しています。)
本記事の内容
- MacBookとiPadのメリット・デメリットについてわかる
- 大学生がMacとiPadを選ぶときののポイントがわかる
- MacやiPadに関することがQ&A形式でわかる
大学生向け!MacBookAirとiPadの比較【どちらが最適?】
まずは結論から、
大学生は「絵を描くならiPadAir」「そうでないならMacBookAir」がおすすめです。
その理由をMacとiPadのそれぞれのメリット・デメリットをまとめてご説明します。
MacBookAirのメリット◯
まずはMacBookAir(M1チップ)のメリットからご紹介します。
- 【コスパ最強】大抵のことはできる高性能
- マイクロソフトオフィスを安定して動かせる
- ファイル管理が楽
【コスパ最強】大抵のことはできる高性能
MacBookの中でも、M1チップと言うパソコンの脳が搭載されたMacBookAirはコスパ最強です。
まずコストの面では、大学生なら学割が使えて119,800円。2024/02/11時点でMacBookAirを学割かつ48回払いに分割したとすると、2,495/月で購入できます。
※(2024/03/08追記)Apple公式は、M1チップ搭載のMacBook Airの販売を2024年3月4日に終了しました。これに伴い、アップル公式でのM1Macの購入はできなくなりました。詳しくは以下の記事にまとめています。
10万ちょっとで買えるパソコンでありながら、資料作成などの単純作業は持ちろん、プログラミングや簡単な動画編集くらいまで普通にこなせるくらい汎用性の高いパソコンです。
マイクロソフトオフィスを安定して動かせる
一昔前までは「Macでマイクロソフトオフィスは正常に動かない」なんて言われていましたが、最近ではアップデートやユーザーの増加に影響されてか、なんの問題もなく使えます。
大学生のほぼ全員が使用すると言っても過言ではない、WordやExcel、パワポも全く問題なく使えるので安心してください。
ファイル管理が楽
大学の講義ではデータをプリントではなくファイルとして保存することも多いです。パソコンはこうした大量のファイル管理に優れています。
逆に言うと、フォルダのアプリでしか管理できないiPadに対して、好きなようにファイル整理できるのがパソコンであるMacの強みです。
より細かいことをいうと、ファイルのコピーや添付などiPadでは結構手間な作業もサクッとできるのがMacです。
慣れの問題もありますが、Macのメリットはファイル管理などのような操作性の高さが群を抜いていると私は思います。
MacBookAirのデメリット✗
Macのメリットはあまり有りませんが、強いて言うなら以下の2つです。
- タッチできない・ペンシルが使えない
- ソシャゲなど使えるアプリに制限
タッチできない・ペンシルが使えない
こちらは当たり前ですが、Macはタッチパネルではないため、タッチして操作できませんし、アップルペンシルも使えません。
ソシャゲなど使えるアプリに制限
ケータイで使っているアプリの殆どはMacでは そのまま動かすことはできません。大きめの画面でソシャゲをやりたい方などは、同じApple製品とはいえMacではできないので注意してください。(一応ソフトを入れればできなくはないですが、、、)
本音をいうと、MacでできないことはApplePencilが使えないことくらいで、逆にそれ以外は全部できるか、あるいはそもそもiPadを含め、Apple製品ではできないことです。
iPadAirのメリット◯
ここからiPadのメリットをご紹介していきます。ここでいうiPadは、iPadの中でも処理能力やアップルペンシルとの親和性の高いiPadAirを中心に話をまとめています。
- ApplePencilは替えが効かない製品
- ケータイのアプリもそのまま使える
ApplePencilは替えが効かない製品
やはりiPad最大の魅力はApplePencilが使えることです。さまざまな似たようなタブレットデバイスはありますが、未だにiPadとpencilの組み合わせ1強な気がします。
データとして絵を作成する学生にとっては、iPadAirが最も適したデバイスだと言えます。
ケータイのアプリもそのまま使える
アプリによりますが、iPhoneで使っているアプリをそのまま使える点もiPadのメリットです。特に日常的にソシャゲなどをやる方にとっては、大画面でできるのはメリットの一つかもしれません。
iPadは動画視聴など手軽に立ち上がる点でも、日常生活であると便利なデバイスであることには間違い有りません。
iPadAirのデメリット✗
ここではiPadAirのデメリットを挙げていきます。
意外にも、iPadAirにもM1チップと言う高性能のCPUが搭載されているので、処理速度としてはMacBookAirには劣らないのですが、iPadというデバイスの作り上どうしてもやりにくい作業が多いです。
- 必要な付属品を買い足すとほぼパソコンの値段
- iPadでマイクロソフトオフィスは誤作動がある
- ほぼすべてのソフトウェアが動かない
必要な付属品を買い足すとほぼパソコンの値段
iPadでパソコンと同じようにかつ、メリットであるアップルペンシルを使おうとすると、学割を使ったとしても
(iPadAir:84,800円+キーボード:41,780円+ApplePencil:18,380円=144,960円)とむしろMacbookAirよりも高くなります。
これで単純にMacよりもできることが増えるなら良いのですが、実際にはMacにできないことでiPadにできることはPencilを使うくらいなのでコスパが悪い印象です。
Padでマイクロソフトオフィスは誤作動がある
iPadでもマイクロソフトオフィスが動くには動きますが、データを転送した際や読み込んだ際にレイアウト崩れが起きたりする誤作動があります。
ですので、大事な資料(就活とか)などは結局はパソコンでやる学生もおおいです。
ほぼすべてのソフトウェアが動かない
iPadにはパソコンのようにソフトウェアをインストールすることができません。ですので、講義などで「このソフト入れてね」と言われた時点でほぼほぼiPadは使えなくなります。
iPadに関しては、メリットの数よりデメリットが多いことからも、「Macを排除してまで買うものではない」といった印象です。
次のパートでは、実際にMacとiPadどちらを選べばよいのかポイント別にまとめているので、購入の参考になさってみてください。
Mac/iPadを選ぶときのポイント
ここからは、「Macを買うか?iPadを買うか?」具体的にポイントを挙げてご紹介したいと思います。
Macを買った方がいい人
次のポイントに当てはまる方は間違いなくiPadではなく、Macがおすすめです。
- 大学のことは全部自分のパソコンでやりたい
- 動画編集やプログラミングもやってみたい
- ネットを使って副業をする予定
- 就職してパソコン操作で苦労したくない
冒頭でもお話しましたが、Macでほぼほぼ大学生活大抵のことはできます。逆にMacで動かないソフトが必須の授業などは、前持ってパソコン自体を指定してくるか、対策を準備してくれてるので問題ありません。
また、近年では在宅ワークブーム・副業ブームで大学生からパソコン1つで稼ぐチャレンジをする方もいます。プログラングや動画編集、Webライターなど、いずれにしてもiPadではできない、あるいはiPadだと作業効率が落ちることが殆どですので、Macをおすすめします。
一言でまとめると、「iPad買っとけばよかったー。」とはなりませんが、「Mac買っとけばよかったー。」は十分にありえるのが大学生へのアドバイスです。
iPadを買った方がいい人
続いてはiPadを選ぶべき人のポイントです。
- 絵を描く人(”授業メモ”は違います)
否定的な言い方をすると、iPadは絵を描く人以外には最初に買うのはおすすめしません。
確かに、頑張ればタイピングもできます。オフィスも動きます。ですが、パソコン以上の値段をかけてできることを減らすのは賛成できません。
持ち運びや起動スピードなどに関しても、MacBookもいPadに引けを取りません。そうなると、iPadが唯一Macに勝てるはPencilが使える点になります。
また、後にも詳しく述べますが「iPadにプリントを読み込んでノートみたいにして使えるじゃん」と、効果を期待して買う方もいますが、ぶっちゃけこれもパソコンに劣ります。
大学の講義では「絶対紙派」という先生や、教科書にマーカー形式で授業する先生も多いです。そうなると、iPadでデータ化して一括管理は一瞬でできなくなるか、写真を取ってPDF化して、マーカーとメモ書き写して、、、のように非常に手間です。1,2枚なら頑張ればできますが、これが1日20,30枚もたまって行くと、もうやらなくなります。こうした理由から、「Pencilでメモを取る」というのはiPadを買うポイントには入れていません。
以上がMac/iPadを選ぶときのポイントになります。コスト面を含めてよほどこだわりが無い限りはMacがおすすめです。
よくあるMacやiPadに関するQ&A
最後にQ&A形式でMacやiPadに関するよくある質問に答えてまとめにします。まずは以下の一覧を御覧ください。
- iPadでメモを手書きでとりたい
- 動画と資料閲覧用でiPadはアリ?
- iPadは無印iPadでもいい?
- Macは授業で使えないソフトが有るって聞いた
- MacでPCゲームできないって本当?
- Mac以外のパソコンがいい
- MacやiPadを安く買いたいのですがおすすめは?
個別に回答していきます。
iPadでメモを手書きでとりたい
動画と資料閲覧用でiPadはアリ?
iPadは無印iPadでもいい?
Macは授業で使えないソフトが有るって聞いた
MacでPCゲームできないって本当?
Mac以外のパソコンでおすすめは?
MacやiPadを安く買いたいのですがおすすめは?
※(2024/03/08追記)Apple公式は、M1チップ搭載のMacBook Airの販売を2024年3月4日に終了しました。これに伴い、アップル公式でのM1Macの購入はできなくなりました。詳しくは以下の記事にまとめています。
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