※この記事を書いているのは、現役の薬学部在籍の大学生であり、筋トレの実力としてベンチプレス110kgx1回、スクワット110kgx12回、デッドリフト110x10回の割と筋トレをガチでやっている大学生ですので、情報の信ぴょう性は保証できます。
本記事の内容
- 大学生がジムに行く際のマナーがわかる
- ベテランとレーニーが守っているマナーがわかる
- 実際にジムにいたマナーの悪い例がわかる
【最低限これは守って!】大学生がジムで筋トレする際に気を付けたいマナー
まずは、とりあえずこれだけは守って!という筋トレをジムでやるうえでほぼ当たり前とされるマナーをざっとあげていきます。
最初で箇条書きにしているので、気になるモノや知らなかったモノはさっと目を通しておくことをオススメします。
- ガチャガチャ騒音を立てない
- 3人以上で合トレしない
- 使ったモノはすべて拭く
- 20分以上同じ場所や機材を占領しない
- ナンパはもちろんアドバイスもやめとけ
- カラーやセーフティーバーは絶対付ける
それぞれについて簡単に解説していきます。
ガチャガチャ騒音を立てない
筋トレをしている時に、大きな音を立てることは避けましょう。
大きな音というのは、ダンベルを投げたり、マシンを使う際にガチャガチャと音を立てたり、大きな声を出したりする事です。
特に男性でガンガンと音を立てて「筋トレやってるぜ感」を出している人がよくいますが、自分がかっこいいと思っても、周りからは全く好意的に見られません。
特にイヤホンをしている場合、自分では気づかないかもしれませんが、大きな音を立てていることがあるので要注意です。
3人以上で合トレしない
普通の会員制ジムでは原則として、3人以上での合同トレーニングは避けましょう。
一部のジムではそもそも合トレ自体が禁止されています。
大学生など友人と一緒に来ることが多いかもしれませんが、スペースや機材の占拠になるためトレーニングをするときはそれぞれでやるのが無難です。
使ったモノはすべて拭く
コロナ禍でだいぶ浸透しましたが、使った機材やベンチ台は必ずアルコール除菌しましょう。
特に忘れがちなのはダンベルです。使った後は必ず拭きましょう。
20分以上同じ場所や機材を占領しない
パワーラックやスミスマシンなどの人気のある機材は、他の人が待っていることがほとんどです。
ジムによって細かい時間設定に違いはありますが、おおよそどのジムでも20分以上同じ場所や機材を占領しないようルールが化されています。
連続で使いたい場合は、一度場所を開けて様子を確認してから再度使うほうがトラブルになりません。
ナンパはもちろんアドバイスもやめとけ
ジムでのナンパや他のトレーニーに必要以上に声をかけるのはやめましょう。
ジム内でナンパなんてしても、99.9%成功しませんし、そもそも男女問わずかなりの嫌悪感を抱かれること間違いありません。
また、頼まれていない筋トレのアドバイスも避けましょう。
命にかかわるような危険な時などは、さらっと伝えることもありますが、トレーニング内容に関してのアドバイスは基本的に不要ですし、ジムによってはトレーナー行為とみなされて利用規約に抵触することもあります。
カラーやセーフティーバーは絶対付ける
軽い重量でも、カラーやセーフティーバーを付けましょう。
これは他の利用者の安全を守るためです。
特にベンチプレスやスクワットなどのアップで、これらを付けない人が一定数いますが、周りが迷惑なので絶対にやめてください。
【ベテランは守る】ジムで筋トレする際に「できれば」気を付けたいマナー
ここからは、「絶対守れ」とは言わないけど、暗黙のルールとして多くのトレーニーが意識しているマナーについて触れておきます。
なお、ジムによっては以下で紹介するモノも、利用規約として定められていることもあります。(ゴールドジムなどは結構厳しい印象です。)
- スマホはいじらない
- トレーニングしてる最中の人のそばを通らない
- シャフトを誰でも届く位置に戻す
- 順番待ちを気にかける
順に解説していきます。
スマホはいじらない
ジムではトレーニング中のスマホ利用が禁止されているところも多いです。
使用が明確に禁止されていなくても、基本的には避けるべきです。
ジム初心者にありがちな失敗として、インターバル中に手持ち無沙汰にスマホを触っている人が見受けられます。
これは逆に周囲から不快に思われることがありますので、避ける方が無難です。
トレーニングしてる最中の人のそばを通らない
ジムのスペースが狭い場合、トレーニングしている人同士近かったり、通路を塞いでしまうこともあります。
通路は歩く場所ではありますが、他のトレーニーがトレーニング中の場合は、その動作が区切りがつくまで待つのがマナーですし、何よりも安全の為です。
トレーニング中の人にぶつかると、ぶつかった本人がケガをするだけでなく、トレーニングしている人にケガをさせる可能性も高いです。
トラブルの原因にもなりますので、そういった場面では注意を払ったほうがいいです。
シャフトを誰でも届く位置に戻す
たまに背の高い男性がやってしまいがちなこととして、「高い位置にシャフトやスミスバーを置いたままにする」ということがあります。
シャフトやスミスバーは、厳密に戻す位置が決められていないことが殆どですが、どれでも簡単に届く位置に戻すのが思いやりです。
特に背の低い女性などがそれを持ち上げるのは難しく、最悪の場合ケガをします。
シャフトなどを使用後は、誰もが届く位置に戻すよう心がけましょう。
順番待ちを気にかける
人気のマシーンでは順番待ちの人がいます。
待っている人が近くで別のトレーニングをしているか、遠くから空くのを待っていることもあります。
ジムに来てすぐ、運よく自分が使えるタイミングがきたと感じても、前から順番を待っている人がいないか気にかけることが大切です。
ジムで筋トレする女性が気を付けたいこと【トラブル回避】
- 過度に露出した恰好
- 強い香水
過度に露出した恰好
トレーニングは基本的には好きな服装(運動に適した服であれば)で行うことができますが、過度に露出した服装は避けるのをオススメします。
一部の人々のデリカシーの無い人から自分を守るためでもありますが、そもそもジムの利用規約でこのような服装が禁止されている場合もあります。
実際、私の知り合いの女性トレーニーは、トレーニングに集中するためにあえて地味なウェアを選び、黙々とトレーニングに取り組む工夫をしている方がいます。
ジムの雰囲気によっても異なるため、入会前に確認することが悩まないためのヒントになります。
強い香水
女性に限った話ではありませんが、トレーニング施設では、汗のにおいを気にして強烈な香水を付けてくる人が稀にいますが、控えたほうが良いです。
皆が運動しているので汗をかくのは当たり前のことですし、強すぎる香水は他の人にも影響を与える可能性があります。
特にベンチ台などを介して他の人にその匂いが移ると、かなり迷惑になります。
ジムで筋トレ初心者が良く悩むこと【Q&A】
これまでは、「あれダメ!これダメ!」といろいろ言ってきましたが、このパートでは反対に「ジム初心者の方が気にしているけど、実は気にしなくていいこと」といった感じのよくある悩みに関してQ&A形式でお答えしていきたいと思います。
- フリーウェイトは初心者が使ってもいいの?
- わからない時に近くの人に質問したらダメ?
- ベンチ台にタオル引くべき?
- マナー違反を見かけたらどうしたらいい?
フリーウェイトは初心者が使ってもいいの?
わからない時に近くの人に質問したらダメ?
ベンチ台にタオル引くべき?
マナー違反を見かけたらどうしたらいい?
【実録】実際にジムで見かけたマナー違反
最後に、ジムにはこんなマナーの人がいた実例をご紹介します。私個人が実際に遭遇した例で、他のトレーニーさんたちの経験もネットから合わせて集めてみました。
反面教師として皆さんはこうはならないように気負付けてください。
- 筋トレやってるぜアピール男
- 合トレ集団
- アドバイスおじさん
- インスタ撮影会お姉さん
- シャドウボクシング男
- パワーラックラジオで体操おじいさん
筋トレやってるぜアピール男
ガチャガチャ騒音トレーニーのこの動作を「筋トレやってるぜアピール」といわれています。特に女性の前では張り切って音量アップする可能性が高いです。
ジムにて。
暴れてんのかってくらいの騒音だしながら筋トレしてる人苦手すぎて。笑
すげー振動と音だから機材トラブル!??ってなっていちいち確認しちゃう— きょーや (@kYoRo_0913) April 4, 2024
また朝から騒音おじさんがジムにいますね‥
普通に考えてそんな大きい喘ぎ声出さんでも筋トレできるからな— YUKI (@YUKI34256917043) December 8, 2023
わたしが通ってた時ジムによくいた腹筋も割れてないくせに「自分筋トレ毎日してるんでw」アピール男さん、昔は好きじゃなかったけど最近はアクション映画に憧れすぎただけのAmazonでヌンチャクや木刀飼っちゃう系の悲しい中年男性になるんだろうなって思うとなんとなく可哀想だし可愛いし嫌いじゃない
— ハノイハンナ🇻🇳🐝 (@HappyHanoiHanna) February 28, 2020
ガチャガチャ騒音を立ててトレーニングする迷惑行為は割と頻繁にみかけます。
合トレ集団
比較的若い男性の集団が多い印象です。皆で仲良くトレーニングするのは構いませんが、4,5人になってくると確実にそのブースがつぶされるので控えて欲しいところです。
【業務連絡】
ここ最近ノースの使い方の悪いお客様がかなり増えています。プレートはつけっぱなし、ロッカールームの通路を塞ぐように座り込む、マシンを4人回しする、彼氏と一緒に合トレなど、かなり迷惑です。
みんなが心地よく利用できるようマナーを守ってご利用ください。— あゆと (@ayuto_power) May 12, 2023
2人でも合トレを禁止しているジムはあります。
アドバイスおじさん
これは私が公営のジムに行っていたころの経験ですが、学生とわかるや否や頼んでもいない筋トレのノウハウを披露されました。公営のジムは時間制限がきついことがあるので、無駄話は迷惑になります。
ジムには妖怪がいる。その名も「教えたがりおじさん」ジムで筋トレをしていると何処からともなく現れて、「そんなやり方じゃケガするよ。正しいフォームは…」と頼んでもいないのにアドバイスをしてくるのが特徴。私もジム初心者の時遭遇したけど"ある方法"で話しかけられなくなった。その方法とは…
— わぶ@一緒に長く痩せよう (@wabu_dietillust) January 14, 2023
筋トレ始めた頃、頼んでないアドバイスをしてくるのは決まって体型ビミョーな人だったし、ギターに関しても頼んでないアドバイスをしてくる人の腕は決まってビミョーだった。きっと聞かれてもいないのに倫理を問う人の実際の人格もビミョーでしょう。
— おおもりごうすけ (@goskeomori) December 19, 2023
ジムに限らず頼まれてもいないのにアドバイスをするのは控えたほうがいいですね。
インスタ撮影会お姉さん
イケイケの恰好をしたお姉さんが鏡を占領して写真撮影を始めた事例です。本人は周りの人が映ることを気にしていないようでしたが、こっちとしては迷惑です。撮影を全面禁止しているジムも多いので、スマホの使用は本当に気を付けましょう。
@tos
迷惑行為の明示はなかなか有効だと思うたとえば館内全面撮影禁止のジムは民度が高い
自分優先のナルシストも盗撮野郎もまとめていなくなるから😊 https://t.co/qdxuziFqwB
— 耳边 🎶将爱泊在 灰烬之前 唯爱难寻※DNR (@account_miu) August 30, 2022
スポーツジムの迷惑な人あるある
・マシン上で長々と携帯をいじる
・使ったマシンを拭かない
・鏡越しに写真撮りまくる(周りの人が映る)
・制汗スプレー撒きまくる(知らずに通ってむせる)— 渋江譲二♫♭ (@shibue0315) October 23, 2019
撮影を禁止していなくても「他の利用者に迷惑をかけない」と前置きがあり、実質人がいるときは無理みたいなものです。
シャドウボクシング男
大きな鏡の前で、絶対にやったこともないシャドウボクシングを披露する男性が割と頻繁に出没します。勝手にやるのは構いませんが、フリーウェイとスペースや、パワーラックなどを占領してやられると非常に迷惑です。
肩の日!
ジムでシャドーボクシングしてるの迷信やと思ってたけど、本間におって笑いそうやった😂 pic.twitter.com/3fJJoTAhaq— Taka🅿 (@TakaP_fit) July 23, 2023
ジムでよく出くわす絶叫シャドーボクシングおじさんが、今日も斜め上の何もない空間に渾身の一撃を叩き込んで「キェエエエエ‼😡」って絶叫してたんだけど早く出禁になってほしい
— Asikusas 酸chez (@hazukashinagara) September 17, 2023
ジムで1人はいるやつ選手権
最優秀賞
フリーウェイトエリアでシャドーボクシングして、かと思ったら懸垂したりして落ち着きなく、最終的にランニングマシンで汗びっしょびっしょ金賞
パワーラックでサイズレイズ入選
素振りニキ投手(たまに私も)
スマホみながらレッグプレスマシンする人
— 武瑠@筋トレ (@takeru__jp) March 9, 2024
他の人に迷惑が掛からないなら自由ですが、、、周りからは白い目で見られています。
パワーラックでラジオ体操おじいさん
パワーラックは基本的にシャフトを使うか、モノによってはチンニング(懸垂)をやるためのスペースです。人気の機材で多くの人が順番待ちをしているので、用途外の使用は極力避けましょう。
パワーラックでラジオ体操してるジジイ追い出してもいいですか?
— 水野 (@IndexDoc) April 30, 2023
パワーラックでラジオ体操をしてる人が沢山いるジムで𝐓𝐫𝐚𝐢𝐧𝐢𝐧𝐠やってます👍
— ぽちゃぽちゃいっしー🍒🐳🐰 (@KUKzECnLzZqLe00) November 16, 2022
パワーラックは本当にみんな使いたいので、用途外のことは基本やらないようにしましょう。
ジムには時間の合間を縫ってトレーニングをやりに来る人も多いです。思いやりを持ってみんなが気持ちよく使えるように心がけましょう。